カジノで得た幸運
韓国は釜山、ロッテホテル内にあるカジノに行ってきた。
人生初カジノである。
※中は撮影禁止
カジノでは「お金」が文字通り乱舞していた。
数日、数週間、数か月分のサラリーが、ものの10秒で倍にもなるしゼロにもなる。
投資家や経営者層とは違い、一般人にとってのお金とは「労働の対価」
生きてきた結晶ともいえる「お金」が動くことで、喜怒哀楽がはっきりする場所。
個人的にはわかりやすくて、好きな空気が漂う場所。
「自分でコントロール可能な所に全力を注ぐ」
という自分なりの信念の元、全力で楽しんできた。
軍資金は、初回特典のサービスチップ分と、あらかじめ取り分けておいたお小遣い。
早速結果だが、「ホテル一泊と一日の食費分」程度、勝つことが出来た。
ビギナーズラックであったと思うが、想定の範囲内であったのも確か。
…と、ホテルへの帰りのタクシーで思ったことが。
自分、彼女とは「ギャンブルをしない」前提で付き合ってたんだった。
異国の地で勝負に勝った高揚感とは裏腹に
資金管理をしていたとはいえギャンブルをしてしまった申し訳なさがあり
複雑な思いに。
後日、お土産を片手に、彼女へ正直に話をした。
普通に笑顔で流してくれた。
良い女だ。
本当の幸運が、ここにはある気がした。